ワン ラヴ

 

お盆休みはボブマーリーばかり聴いて、Deee-liteのサイケなプロモーションビデオばかり見て、脳味噌がデロデロになっている。

 

クラプトンの方を先に聴いていたので、原曲のラリったI shot the sheriffには衝撃を受けた。あのどことなく不安定に陽気で催眠的なリズムに乗れば、政治宗教怒りなんでもピースフルに昇華されるんだからボブマーリーはレゲエの神様どころか、全人類の神様だと思う。

 

最近は随分と腹立つことや悲しいことが減ったけど、たまに無意味に思い出すときがある。そんな時はボブマーリーを聴く。そうじゃない時も聴く。浮遊感のあるピースフルな気分になる。そしてそれに追い討ちをかけるようにDeee-liteのプロモーションビデオを見て、合法的にラリってる。オーケーオーケー、なんでも許してあげるから許して。心の中でぎこちないはずのウインクして、鳴らないはずの指を鳴らす。

 

大学で一瞬入っていたゼミでは、ユートピアディストピアについて学んでいた。ユートピアは、本来ただの「どこでもない場所」で、理想郷じゃないって。勘弁に全てを理想に変えてもどこか不都合が生じるんだって。地上で生きてるのは知能が低く欲望がないから幸せな生き物、とかさ。物事は全部絶妙なバランスで成り立ってるから、色々仕方ないこともあるよね。まぁ、Let's get start and "feel alright" って、ボブマーリーも言ってるしさ。ハハハ、蒲焼き、柔らかいっすね!

 

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