二度寝してグウタラして窓の外から聞こえる変な時間の目覚まし時計の音や電車の走る音や鳥の鳴き声近所のオバさんの噂話オジさんのボヤキ等に耳をそばだてて遠くで咲いている花の匂いを嗅ぎながらまたうたた寝するそんな風俗的な時間過ごすことを至上の幸福と思いたい美しい自分と、
一方それではあまりにも貧相で他人と自分の存在や哲学言葉全てを誠実にそのまま深く愛し愛されたい！この激しい渇望や実現こそが至上の幸福と思いたい不細工な自分と、
その2つの間を軽妙洒脱に行ったり来たりしたいと願う自分がいるだけで幸福なんです。
